「非常に主観的ラケット講座」のはじまり
2006/11/20 月曜日高草です。
タイトルのとおり、非常に主観的にラケットについての理論を展開していきたいと思っています。
私は○○年間テニスをやって来ましたが、その間に本当にテニスは変わってきました。
最初の頃はウッド(木製)の時代でした。
ローズウォールやレーバーがまだいた頃です。(若い方はたぶん聞いた事もない名前でしょう)
次の時代はスチールラケットをはじめ各種新素材登場の時代です。
ボルグやコナーズやマッケンローが活躍した時代で、ボルグ、マッケンローはウッドを使い続けていましたが、コナーズはウィルソンのスチールラケットで成功しました。
(最後の方でマッケンローはウッドをやめてカーボン系のラケットでプレーしていました。)
次はグラスファイバーやカーボン系主流の時代で、エドバーグ、レンドル、ベッカー、サンプラスといった名選手を生み出しながら現在に至っていると言えます。
(男子ばかりでスミマセン。)
細かく見ればその時代その時代で色んなバリエーションがあり、変り種ラケットもいっぱいありましたが、簡単に言うと以上のようになります。
ここでひとつはっきりしている事は、「ラケットの進化によってテニスのパフォーマンスが変わり、それによって今のテニスの技術と理論が生み出されてきている」ということです。
それくらいラケット自体の持つ意味は大きいのです。
皆さんはテニスをする時にラケットの違いをどれほど感じていますか?
◆重さが変われば・・・・
◆長さが変われば・・・・
◆面の大きさが変われば・・・・
◆ガットの種類が変われば・・・・
◆ガットのテンションが変われば・・・・
◆バランスが変われば・・・・
◆素材が変われば・・・・
◆グリップの形状が変われば・・・・
以上の要素のどれかひとつ変わるだけであなたの
◆スイングが変わり・・・・
◆球の重さ、速さが変わり・・・・
◆スピンのかかり方が変わり・・・・
◆コントロールが変わり・・・・
◆プレースタイルまで変わります。
意識できていてもいなくても、あなたはラケットそれ自体の要素で大きな影響を受けています。
初心者の方や初級の方ですと「ラケットのこととか、ガットのことはよくわかりませーん。」・・・という状態でも当たり前で、それでもいいのですが、もしあなたがテニスにおいて「もっと上手になりたい!」と真剣に思うのであれば、レッスンを受けて技術・戦術を高めていくのと同じくらい、色んなラケットを打ち較べて上記の要素による違いを体感していくプロセスが重要になってきます。
そうすることではじめて「自分に合うのはこれだ!」という選択が出来、そのベースに立って有効な練習を反復して行なうことで最後には「身体で覚えてしまう」のが理想と言えます。
話しが少しそれましたが、これほどまでにラケットの持つ意味が大きいので、その要素それぞれについてさらにくわしく突っ込んだ解説をしていきたいと考えています。
ただし、この「非常に主観的ラケット講座」においてはあくまでも私個人の主観にもとずく理論展開をしていくことをあらかじめお断りしておきます。
最近のラケットについて一般的・常識的なお話しをすることも可能ですが、そういったことはテニス雑誌等をご覧頂ければ、十分に情報が得られるはずです。
(また今後当スクールの関連ホームページにおいても徐々にご案内できるかと思います。)
私には私なりのこだわりがあり、この場ではそれをストレートにお伝えする方が良いと考え、そのようにしていきますのでよろしくお願いします。
次回から各要素に突っ込んだ解説をしていきます。
第1回は「長さ」についての予定です。
(この連載と並行して「非常に主観的な技術講座」も予定しています。よろしくどうぞ。)
[ 高草 ]
